牛乳パックを片手で開ける
牛乳パックを片手で開ける方法について書きます。
重要なのは、牛乳パックをしっかりと固定する事です。
しっかり固定してあれば、片手で開ける事ができます。
(最近になって気がついた。)
パックをハサミで切るよりも、短時間で開けることが出来ます。
これは良い。(・∀・)V
しっかり固定するには、何らかの装置が必要になります。
バイスを改造して使う方法も有りますが、装置が大掛かりになります。(バイス自体が重い。出したり、閉まったりするのも面倒。)
やはり、専用の自助具を作るのがベストでしょう。
◯材料
ステンレス板(SUS430 磁性をもつ)
SUS430
商品コード: SUS430-order
商品名: SUS430 3.0 450x500mm R:12mm x 1点
単価:¥5,654 (イタチョク - 切り板直送便)
送 料 ¥1,000
強力マグネット 30x13.5x5mm 皿穴3.5mm 直方体磁石 小型 ネオジム磁石 ネジ付き 強力 バーマグネット 工業事務室 キッチン 浴室 倉庫 室外 壁掛け 4個入
ブランド: MAGXCENE
¥999 税込 (Amazon)
◯工作
3 d プリンターを使って自助具を作ります 。
図面を描き、プリントアウトします。(PLAのフィラメントを使いました。)
磁石の入る凹部の寸法は、30.3×13.8×4.5㎜です。
この部品を「ミルクパック押さえ」と呼称します。
ネオジム磁石に付属のタッピンねじを、”ミルクパック押さえ”にねじ込みます。
予め下穴が開いているので、簡単です。
4ヶ必要です。
重さは 36g(磁石14g、PLA22g)です。
PLAはラフトを含めて108g使いました。材料費は200円程度になります。(安いですね。)
◯使ってみる
ステンレス板を調理台の上に置きます。
私の場合、置きっぱなしです。
牛乳パックを囲うように 、”ミルクパック押さえ”を並べます。
こんなかんじ。
これで牛乳パックが固定されました 。
後は、普通にパックを開けます。
牛乳パックの開け口を片方ずつ拡げます。
フラップ(って言うのかな?)を反対側に押し付けると、接合部が剥がれます。
そのまま手前に引くと、口が開きます。
◯結論
自助具には方向があります。
縦方向と横方向。
縦方向から力を加えても、簡単には外れません。
しかし、横方向だと容易に外れます。
磁石は、強すぎても弱すぎてもうまくいきません。
30x13.5x5mm(ヨーク付き)のネオジム磁石が適当です。
PLAフィラメントで出力しましたが、強度的に問題はありません。
片手で牛乳パックを開けることが出来たので、
めでたしめでたし