自助具「ミルクパック押さえ」の応用
前回作った「ミルクパック押さえ」ですが、牛乳パック以外にも応用が効きます。
一例として、片手だと非常に開けにくい「紙パック入りトマト」が、「ミルクパック押さえ」を使うと簡単に開けられます。
◯やってみる
サンプルとして、アラビアータソースを使います。
3㎜厚のステンレス板(SUS430 磁性体)を敷きます。
この板は十分な大きさと重さを持つ必要があります。あまり軽ければ、力を入れた時にひっくり返ります。
ミルクパック押さえを並べます。
紙パック入りトマトを置き
しっかりと、押し付けます。
ギュッ
上ぶた(タブ)を引き起こします。
ミシン目を左右に折り、折り目を付けます。
みぎ ひだり
タブを引きます。
開きました 。
◯結論
当たり前ですが、コーンの紙パックも開けられます。
紙パックは缶詰に比べて、ゴミが減ります。(空き缶が出ません。)
しかし、片手で開けるのは、至難の業です。
ハサミを使って開けることはできますが、ハサミを洗うなどの手間が掛かります。(ハサミを使う場合でも、何らかの手段で固定しておく必要があります。)
紙パック入りトマトの消費期限は2年位です。缶詰に比較すると短いので、長期備蓄には向きません 。
「ミルクパック押さえ」って、なんか語呂が悪いな。