角型の缶詰を片手で開ける
サクションマットを使うと、ツナ缶やサバ缶などの缶詰(丸型缶詰)を、片手で開けることが出来ます。
しかし、オイルサーディンやさんま蒲焼き等の、角型缶詰(楕円型缶詰を含む)は開けることができません。
↑こんなの
これらの缶は、裏側の形状が平面ではなく、吸盤が吸着しないからです。
缶の変形を防ぐ為に”リブ”が付いています。このリブの間隔が狭いため、吸盤が機能しません。
缶の底面がフラットになっていません。
そこで、「角型の缶詰を片手で開ける自助具」を作ります。
勿論、スプーンを使い、蓋を下に押さえて開ける方法も有るのですが、手が汚れてしまいます。(^_^;)
◯材料
サクションマット
Homeland キッズ 子供用 シリコン 両面 吸盤 サクションマット テーブル プレート 滑り止め - ブルー
ブランド: HoNTTmeland
プルタブ起こし
下村工業 日本製 キッチンバー どこでも オープナー KIB-620 新潟 燕三条製 ブラック 130×42×20mm
¥684 (Amazon)
アクリル板
光 アクリル板100×100×2 KA-100 透明
ブランド: 光(Hikari)
¥266 (Amazon)
両面テープ
PAERDE 魔法のテープ 両面テープ 強力 魔法テープ極 超強力 魔法の両面テープ はがせる 透明 粘着テープ (幅30mm*厚さ2mm*長さ3m)
¥1,399 (Amazon)
ガムテープ
◯工作
両面テープを、(とりあえず)30mmの長さに切ります。(2枚切り出します。)
透明なので見づらい。
両面テープをアクリル板の中央に貼り付けます。
さらに、もう1枚重ねて貼り付けます。上からしっかりと押さえ、なるべく空気が入らないように粘着させます。
とても見づらい。
ガムテープを17cmほど引き出します。
ガムテープを2つに折り、粘着面同士を貼り付けます。(両面が剥離面になります。)
これを剥離テープと呼称します。
以上で工作は完了です。
◯やってみる
平らで、なめらかな台の上で作業を始めます。
サクションマットを台の上にのせます。
サクションマットを上から押さえ、吸着させます。
サクションマットの上にアクリル板を置き、上から押さえます。(両面テープ上向き。)
缶詰の底を両面テープに粘着させます。(缶詰を上から押さえます。)
缶詰のプルタブを、プルタブ起こしに引っかけます。
プルタブ起こしを使い、蓋を開けます。
最後は手で蓋を外します。
サクションマットごと缶詰を外します。
お皿に缶詰を空けます。
サクションマットを外します。吸盤で吸着しているだけなので、簡単に外れます。
缶をアクリル板から外します。(両面テープを剥がします。)
使い始めはしっかりと粘着しているため、剥がすのに苦労します。
剥げました。
テープ(アクリル板)の粘着面に剥離テープを貼り付け、埃や塵から保護します。
◯結論
両面テープが長ければしっかり粘着しますが、剥がしにくくなります。
逆に両面テープが短ければ、剥がしやすくなりますが、粘着が弱くなります。缶を開けている最中に両面テープが剥がれてしまえば、最悪、セットがひっくり返えってしまいます。
このあたりは、更に調整が必要でしょう。
アクリル板をアルミ板に変更し、熱湯を掛ければ、剥がし易くなるのかもしれません。
でも、この類の缶詰はめったに開けることもないでしょうから・・・まあ、いいか。
この秋刀魚、小さい。