薬の袋を開ける その3
以前に制作した「置き鋏」(おきばさみ)ですが、薬の袋を開ける時にも使えることが分かりました。
こんなの
詳細は「片手で使える「ハサミ」を完成させる - 左手のみ」、「薬の袋を開ける その2」を参照して下さい。
置き鋏を使うと、簡単に薬包を切り開けることができます。
元々は、”お菓子の個別包装を如何に簡単に開けるか”を目標に開発した「置き鋏」です。
これが、薬包を開けるのに使えるとなると、「置き鋏」の有用性が一段と広がります。
ここで、「今まで作って来た、”薬の袋を開ける自助具”は如何するんだ!」という意見があるかと思います。
うーん・・・。長い時間をかけて、ほぼ完成形まで出来上がっているし、それなりのお金も掛けているんだけどねー。うーん・・・。
「仕方がない。薬の袋を開ける自助具は、開発中止とします。」
「開発中止。あちゃー。」
◯使ってみる
薬包をはさみ。
切ります。
抵抗なく切れました。
残りをちぎって、開けます。
完璧。
◯結論
楽に切れます。
台に高さがあるので、薬包が斜めになり、薬がこぼれません。
もちろん、お菓子の個別包装も開けられます。
汚れたら洗えます。金属部はステンレスなので、錆にも安心です。
ハサミを交換できるように、両面テープで組み立てたのですが、切れ味はまだ鈍っていません。(1年ほど使用しても、経年劣化は見られません。)
ハサミを交換するのは、ずっと先のことになりそうです。
ちなみに、構造上、ハサミを研ぐことはできません。
「置き鋏」の新しい応用分野が発見されたので
めでたしめでたし