からしの小袋を開ける
納豆に小袋入りのからしが付いているものがあります。
こんなの
この小袋のサイズは約35mm✕28mm、厚みが2.5mmで1g弱のからしが入っています。
0.96g(袋を含む)
片手が不自由だと、この小袋を開けるのに苦労します。(私は右手の自由が利きません。)
私はこの”小袋入りのからし”を使いません。チューブ入りのからしを使います。
どう考えても、開けにくい小袋と格闘しているより、チューブ入りのからしを使用した方が賢いと思うからです。
小袋入りのからしは、ゴミとして捨てます。
ただ、食品を廃棄する事については、いい気がしません。(それが、1gのからしであっても。)
開けようともしていない小袋を、ゴミ箱に投げ入れる時、 僅かな抵抗があります。
そこで、今回は「からしの小袋を開ける自助具」を作ってみます。
◯材料
金折れ
TRUSCO ユニクロワイドアングル 75mm
トラスコ中山(TRUSCO)のストアを表示
材料:ステンレス鋼(SUS430・SUS304)/フェライト
吸着力N/吸着力kgf:29.4/3
価格: ¥219 (Amazon)
マグネットキャッチ
スガツネ工業 ランプ印 ステンレス鋼製 平行小型マグネットキャッチ MC-YN-005 (受け座別売り) MC-YN005
ブランド: スガツネ工業(Sugatsune)
価格: ¥188 (Amazon)
滑り止めパッド
Tenn Well すべり止めパッド, 48枚入り シリコン製 円形 家具保護パッド(ブラック)
Tenn Well
価格: ¥740 (Amazon)
エポキシ接着剤
ボンド Eセット 100gセット #16051
ブランド: コニシ(KONISHI)
価格: ¥564 (Amazon)
かまぼこの板
紀文のかまぼこ
◯工作
かまぼこの板を、マグネットキャッチの大きさに合わせて切ります。
今回は、50mm✕40mm✕12.8mmに切ります。
マグネットキャッチをかまぼこ板に接着します。
ガムテープでマスキングを行い、接着剤がはみ出すことを防止します。
エポキシ接着剤をかまぼこ板に塗り、マグネットキャッチを接着します。
24時間放置し、エポキシ接着剤が硬化するのを待ちます。
24時間放置し、完全に硬化しました。
金折れに、滑り止めパッドを貼ります。
(8ヶ)
これで工作は終わりです。
◯使ってみる
からしを金折れの上に置きます。
置く場所は、写真を参照してください。
からしの上からマグネットキャッチで押さえます。
(正確には、からしの入った袋の縁を押さえます。)
金折れを90度動かし、からしを縦にします。ここがポイント。
左へ90度
からしはマグネットキャッチの吸着力で張り付いています。
このマグネットキャッチは3kgfの力で金折れに吸着しています。からしぐらいの重さでは、落ちたりしません。
からしの袋をハサミで切ります。
袋をつまんで取り出します。
からしの小袋が開きました。
◯結論
うん。からしが足りない。
いつもは、チューブ入り練りからしを4cmぐらい使っています。小袋に入った1gのからしは、遠くで「辛いのかな?」という感じです。
この小袋の存在価値は疑問が残ります。
もしかしたら、納豆はご飯にまぜて、その上にからしを乗せれば良いのかも?
からし以外の小袋調味料も開けられます。
インスタントラーメンやチルド餃子を食べる時には活躍しそうです。
マグネットキャッチは扉等に使う物です。その形状がたまたまポリ袋を押さえるのに、丁度良かったため、自助具に使用しました。
価格は安価だと思います。
まあ、こんなもんでしょう。
めでたしめでたし