玉ねぎをくし形に切る
玉ねぎには色々な切り方があります。
よく使うのは、みじん切りです。これは細かく切るだけなので簡単です。
(涙が出ることは、別の問題です。)
大量に作る場合は、フードプロセッサーを使うと短時間で切れます。
フードプロセッサーでみじん切り
薄切りもよく使います。包丁だけで薄切りを作るには慣れが必要ですが、スライサーを使えばコツ等も不要です。
スライサーで薄切り
私は片手が不自由なのですが、みじん切りと薄切りなら、難なくこなせます。
問題なのは、くし切りです。
くし切りは、形を残して煮込む料理に使う切り方です。
肉じゃがやシチュー、牛丼などによく使います。
くし切りの場合、玉ねぎを片手で押さえる必要があります。
これは、片手だけでは、何ともなりません。不可能です。
そこで、「玉ねぎをくし形に切る自助具」を作ります。
◯材料
まな板
トンボ 抗菌 クッキング まな板 S 27×16×1厚cm
ブランド: 新輝合成
価格: ¥381 (Amazon あわせ買い対象商品)
小ねじ
ステン サラ小ねじ
2×40 30本
価格
1167円 (税込) 送料290円 (楽天市場 ネジのトミモリ)
マグネットシート
ミツヤ マグネットシート 強力粘着シート 100x150x1.5mm ME-302
ブランド: ミツヤ
価格: ¥340 (Amazon あわせ買い対象商品)
接着剤
セメダイン 超多用途接着剤 スーパーX クリア 135ml AX-041
ブランド: セメダイン(Cemedine)
価格: ¥991 (Amazon)
◯工作
まな板に穴を開けます。
この様な配置で、24ヶの穴を開けます。
この穴は、タップを立てる下穴になります。下穴のサイズはφ1.5です。
穴にザグリ穴を開けます。
タップを立てます。タップのサイズは2mm です。
タップを立て終えたら、ネジを締めます。ネジの寸法はサラ40mm×2mmです。
ネジは錆びを防ぐため、ステンレス製のネジを使用します。
マグネットシートを接着剤で貼ります。
マグネットシートには粘着剤が付いていますが、まな板に凹凸(滑り止め)があるため、補助的に接着剤を充填します。
これで工作は終わりです。
◯やってみる
いつもの3ミリ厚 ステンレス板(SUS430)を置きます。
まな板を置きます。
この段階で、既にまな板(マグネットシート)はステンレス板に、吸着しています。
玉ねぎを用意します
玉ねぎを、縦半分に切ります。
玉ねぎの上下を落とします。
写真のように、玉ねぎを合わせて、ネジに押し込みます。
外側のネジ6本は、位置決めのマークになります。
位置決めマークの中心に、刃を入れます。
刃とネジが触れないように、注意して下さい。
切れました。くし形になっています。
牛丼にしてみました。牛丼だと、玉ねぎはくし切りがベストです。
◯結論
切れました。
6個に切っていますが、8個でも良いかも。
洗う時は、ブラシを使うと簡単に汚れが落ちます。スポンジたわしを使うと苦労します。
牛丼は簡単に作れて、それなりに美味しいので
めでたしめでたし