気泡緩衝材(エアキャップ)をアイロンで潰す
通販で小物を買うと、気泡緩衝材(エアキャップ)に梱包されて配達されることがあります。
気泡緩衝材とは一般に、エアキャップ、プチプチ、エアパッキンなどと呼ばれます。
(エアキャップ、プチプチ、エアパッキンは商品名です。ここでは以下、エアキャップと呼びます。)
最近は、封筒とエアキャップを一体化した袋(エアキャップ袋)もあり、小包が迅速に用意できます。
さて、輸送に使用した後のエアキャップですが、これはゴミとなります。
特に、前述のエアキャップ袋は、再利用不可能(ディスポーザブル)です。エアキャップ袋は、価格が安いので、ディスポーザブルなのは理解できます。(ノット-ディスポーザブルにして、値段を引き上げたら、エアキャップ袋は終わっています。)
エアキャップのゴミが極少量ならば、そのまま捨てます。(少量のゴミに手数をかけるのは、時間の無駄です。)
しかし、これが大量にある場合、少々考えものです。
どう考えても、空気を捨てているわけで、ごみ袋がすぐに一杯になります。
有料のごみ袋を使用する場合は、費用も掛かります。
これは、いけません。
そこで、エアキャップを潰すことを考えます。
◯材料
テフロンシート 2枚 (筒状にして販売されます。)
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(2枚必要なので、269×2=538yen)
(一般に売られている、飴色の製品よりも、厚手です。)
◯道具
アイロン (スチームは使いません)
目玉クリップ (Lサイズ)
ダンボール
◯やってみる
テフロンシートを2枚重ね、ダンボールに目玉クリップで固定します。
(ダンボールは、高温に耐える様に入れています。ダンボールの代わりに、ベニヤ板などが使えます。)
テフロンシートにエアキャップを挟みます。
厚さは1.8 mm近辺です。(計る部分によって、0.5㎜~2.2㎜です。)
テフロンシートの上から、アイロンを掛けます。
アイロンの温度は”高”に設定します。
テフロンシートを開き、エアキャップを取り出します。
パリパリしています。 厚さは0.1 mm です。
☆この時テフロンシートがなければ、アイロンにエアキャップが張り付きます。
アイロンを壊す場合があるので、注意してください。
エアキャップ袋をやっつけます。
盛り上がっています。
平らになりました。
開きます。感熱プリンターの用紙が、黒くなっています。
ペランペラン
エアキャップを、数枚まとめてやっつけます。
ギュッ
ペランペランです。
◯結論
エアキャップが見事に潰れました。
テフロンシートにダメージ等は見られません。アイロンの最高温度が210℃、テフロンシートの耐熱温度が260℃なので、耐熱温度も許容範囲内です。
接着剤には要注意です。(封筒に紙を接着している場合など。)
テフロンシートにダメージを受けることがあります。
エアキャップにアイロンを掛けても、ガスの発生は無いようです。匂い、煙などは感じられません。
アイロンをかけているため、潰れたエアキャップが平面状になり、ごみが更に小さくなります。
エアキャップ以外にも、ポリ袋等にアイロンを掛け、体積を減らすことができます。
エアキャップが大量に出た時など、テフロンシートさえあれば、簡単に作ることができます。
これはもう文句なく
めでたしめでたし