鍋を洗う
片麻痺になると、大きな鍋を洗うことができません。
ミルクパンのような小さい鍋ならば、 なんとかなります。問題は26cm以上の鍋やフライパンの場合です。
大きな鍋は、スポンジを使うと鍋が動いてしまい、きれいに洗えません。(あるいは、大変時間がかかります。)
鍋が焦げ付いた時など、最悪です。
何とかなりませんか?
ということで、「鍋洗い用の固定具」 を作ってみます 。
◯材料
つりピタ/吸盤ベース
BMO JAPAN(ビーエムオージャパン) つりピタ/吸盤ベース BM-B5QB-B
ブランド: BMO JAPAN(ビーエムオージャパン)
価格: ¥880 (Amazon)
アクリル板
50mm×20mm×15mm
50mm×50mm×15mm
価格: ¥961 送料込み (アクリルショップはざいや)
アクリル接着剤
光 アクリル接着剤 ABN-1
ブランド: 光(Hikari)
価格: ¥400 (Amazon)
両面テープ
3mテープ 両面テープ 魔法のテープ 両面テープ 超強力 はがせる テープのり 養生テープ 透明 強力両面テープ 超強力両面テープ 魔法両面テープ 両面テープ 透明 絨毯 机足固定 写真ポスター貼り付けのり残らず 透明 繰り返し利用可能 (3m)
ブランド: DAIGO CORP.
価格: ¥650 & 配送料無料 (Amazon マーケットプレイス)
すきまテープ
【限定】すきまテープ 防音 防水 気密 断熱 適用 静音テープ 気密防水パッキン12mm (幅) x 12mm (厚さ) x 2m(長さ)x 2本
ブランド: Symbol
価格: ¥900 (Amazon)
吸盤シート
Homeland くっつく 両面吸盤シート カラー/形はランダム出荷 (2個セット)
ブランド: Homeland
価格: ¥107 & 配送料無料 (Amazon マーケットプレイス)
◯工作
アクリル板をカットします。
今回は、インターネットで発注可能な「アクリルショップ はざいや」 でカットしてもらいました。(勿論、材料込みです。)
50mm×20mm×15mmの板 181円 税18円
50mm×50mm×15mmの板 220円 税22円
送料520円
機械を使い、正確にカットして、この値段なら文句は無いでしょう。
アクリル板を接着します。
破線が接着面になります。
図の様にアクリル板を置き、アクリル接着剤を接着面に流し込みます。
アクリル接着剤は、溶剤の一種です。溶剤がアクリルを溶かし、溶着します。
アクリル板が接着できました。(T字状になります。)
ここでは、T字型のアクリルをアクリル柱と呼びます。
つりピタ/吸盤ベースに両面テープを貼ります。
今回使用する両面テープは、3mテープ 両面テープ 魔法のテープ 両面テープ 超強力 はがせる テープのり 養生テープ 透明 強力両面テープ 超強力両面テープ 魔法両面テープ 両面テープという、よくわからないタイトルのついたものです。
ゲル状のテープで伸縮性があります。(2倍以上に伸びます。)
幅30mm、厚さは2mmです。
この両面テープを50mm×25mmと50mm×20mmにカットします。水で濡らすと粘着力が落ちて、カットしやすくなります 。
カットした両面テープを、つりピタ/吸盤ベースに貼り付けます。
テープが貼れたら、上からアクリル柱を貼り付けます。
隙間テープを貼ります。
隙間テープを4本、50mmの長さに切ります。
これをアクリル柱に貼ります。
以上で工作は完了です。
◯洗ってみる
今回は、26cmの深型フライパンを洗ってみます。
シンクで洗います。
シンクのコーナーに、フライパンの位置を合わせます。
フライパンの位置に合わせて、吸盤シートを2ヵ所に貼ります。
シンクの陰に隠れていますが、手前側に吸盤シートが貼ってあります。
吸盤シートの上から、フライパンを置き、吸着させます。
固定具をシンクに貼り付けます。(レバー位置を下にします。)
3点から固定されるので、フライパンは動かなくなります。
洗剤で洗います。
スポンジを勢いよく動かしても、フライパンは動きません。
洗い終わりました。続いて、流水を使って、洗剤をすすぎます。
レバー位置を上にします。これで固定具はフリーになります。
よくすすぎます。
鍋洗いが完了しました。
自助具を使った後はよく洗い、
乾燥させてからしまいます。
吸盤シートは壁に貼り付けて乾燥させます。
◯結論
隙間テープを貼ったので、ガタが吸収されました。
ただし、隙間テープはやがて剥がれると思います。まあ、その時は、新しく貼ってしまえばいいわけです。
ゲル状の両面テープはしっかりと粘着していますし、剥がそうと思えば、剥がれます。つりピタ/吸盤ベースに加工の跡は残りません。
両面吸盤シートは、流し台に置いておくと、簡単にカビます。
なので、使い終わったら、乾いた壁に貼り付けて保存します。
今回見つけたキーデバイスが「つりピタ/吸盤ベース BM-B5QB-B」です。
釣り用具として販売されていました 。
吸盤はレバー操作によって、着脱が制御できます。
本体に3箇所のネジが切ってあり、オプションを装着することができます。
しかも、釣り用品なので、水に濡れても平気です。
透明のアクリル板は、巧く写真に写りません。
この手の工作には、色付きのアクリル板を使えば良かったかな。
鍋が綺麗に洗えたので
めでたしめでたし