瓶に滑り止めシートを貼る
インスタントコーヒーの瓶を開ける時に、滑り止めシートを併用しています。
滑り止めシートを使うと、摩擦が大きくなり、蓋を開けることができます。
(シートを使わない場合、何らかの方法で、瓶を固定する必要があります。)
このように、便利な滑り止めシートですが、瓶を開けるたびに、毎回シートを用意するのは面倒です。
そこで、瓶に直接、滑り止めシートを貼ることを考えました。
◯工作1 ガラス瓶の場合
ガラス瓶には、ホットボンドが使えます。
ガラス瓶の底は、凹面になっています。そのためホットボンドで、凹面を均す必要があります。(均した方が、滑り止めシートの接地面積が増え、摩擦が大きくなります。)
ホットボンドを広げます。
熱が足りません。
ヒートガンで加熱し、ホットボンドを広げます。
ゴム系接着剤で滑り止めシートを貼ります。
(滑り止めシートには、接着剤付きの物もあるみたいです。)
できました。
◯工作2 プラスチックの場合
プラの容器ですが、今回は、ポリプロピレンで出来た容器を使います。
容器は、140℃まで耐えることになっています。
ホットボンドを使うと、加熱に使うヒートガンの出力が300°C程度なので、ポリプロピレンは溶けてしまいます。
そこで、接着剤を使って埋めることにします。
(ポリプロピレン容器の底は、ガラス瓶と同じように凹面になっています。)
接着剤は、エポキシ系の接着剤を使います。エポキシ系接着剤は、化学反応で硬化するため、肉やせがありません。(体積が変わりません。)
容器
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エポキシ接着剤
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容器の底です。
接着剤を同量出します。
接着剤を均等に混ぜます。(固定にマシンバイスを使いました。)
60分で硬化します。硬化したら、滑り止めシートをゴム系接着剤で貼ります。
余ったシートを切ります。
できました。
◯結論
やはり、滑り止めシートを一体化すると便利です。
めでたしめでたし