手首式血圧計を片手で巻く
今回は、血圧測定について考えてみます。如何にして、「片手で血圧を測るか?」 がテーマになります。(私は右手に麻痺があります。)
以前に同じテーマで記事を書きましたが、更に使い易く、かつ、素早く使用できる物になっています。
右手(麻痺側)で測定すれば良いと思うかもしれませんが、麻痺側の腕は感覚が鈍いので、一定の圧力でカフ(またはそれに類するもの)を巻く事が出来ません。(感覚が鈍いので、きついか緩いかがよく分かりません。)
また、腕を上げ下げして適切な高さにする事も困難です。腕を低い位置で測定した場合、血圧に高い値が出てしまいます。
やはり、自分で測定するのであれば、健側で測定するのが良いと思います。
◯材料
血圧計
CH657F [血圧計(手首式) シチズン電子血圧計]
価格: ¥3,850(税込) (ヨドバシ)
ダブルクリップ
コクヨ クリップ ダブルクリップ Scel-bo 個箱タイプ 大サイズ 口幅32mm 10個 黒 クリ-J33D
価格: ¥346 (Amazon)
ゴムバンド
ブランド: セメダイン(Cemedine)
セメダイン ゴムバンドバラエティー 591 巾17mm×折径120mm 5本 XA-591
価格: ¥115 (¥23 / 本) (Amazon)
ゴム足
シール接着 ゴム足・ケース用ゴム足 透明 円の直径φ12mm 高さ4mm 12個入 <2zi-067>
ブランド: 札幌貿易(Sapporo Boueki)
価格: ¥173 送料: ¥273 (Amazon マーケットプレイス)
Cクランプ
高儀 GISUKE アルミ合金 Cクランプ 25mm
価格: ¥144 (Amazon)
◯工作
血圧計の手首カフに
ゴムバンドを合わせ。
ダブルクリップで止めます。
ダブルクリップのハンドルを外します。
血圧計の測定スイッチにゴム足を貼り付けます。
これで、スイッチを簡単に押すことができます。
以上で工作は終わりです。
◯使い方
Cクランプをテーブルに止めます。
Cクランプにゴムバンドをひっかけます。
手首カフに手首を入れて、
血圧計の位置を合わせ、
一回転。
ちゃんと巻けました。
あとはスイッチを押して、普通に測定します。
◯結論
完璧。緩めも固めも、好みで巻けます。
シチズンのCH657Fで確認しています。他のメーカーはわかりません。
単4のアルカリ電池2本で使えます。メーカーの取説で電池寿命は400回となっています。(省エネですね。)
値段も安価です。
ゴム足を貼っているため、純正の収納ケースには収まりません。大きめのケースが別途必要になります。
私は紅茶の入っていた缶を利用しています。
手首式の血圧計は、コンパクトで良いですね。
問題は無くなりました。めでたしめでたし