机が壊れた その５
机の上に敷く鉄板が到着しました。
鉄板 SECC 板厚2.3mm 600mm × 1000mm
MORIKAWA
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電気亜鉛メッキを施した鋼板で、2.3 mm の板厚があります。所謂、「ボンデ鋼板」と言う物です。（正確に言うと、ボンデ鋼板は、新日本製鉄の商品名です。）
鉄板を置く目的は、二つあります。
一つは、机の重量を大きくすることです。
鉄の比重は 7.85 g/cm3なので、1000mm×600mm×2.3mmの鉄板は7.85×100×60×0.23=10833g
=10.833kg
と計算されます。
元々の机の重量が13.8kgで、今回10.833 kg の増量となり、合計24.633kgとなりました。
このくらいの重さがあれば、簡単にぐらつきません。
机が乗っている床は、2mm 厚のポリカーボネートを敷いているので平気です。
二つ目の目的は、天板を磁石にくっつける（吸着させる）ためです。
私は以前、天板が鉄で出来た机を使っていましたが、マグネットベースがどこにでも置けるので、とても便利でした。
例えば、灯りが欲しい時に、マグネットベース付きのライトであれば、自由に置き、必要によって動かすことができます。
↓こんなの
買った鉄板を見ると、あまり綺麗な状態ではありませんでした。
パソコンの筐体などによく使われる0.6ミリの SECC は、均一にメッキがついていますが、この2.3mm の板はムラがあるようです。
どうも、塗装を前提とした板らしく、そのままでは使えません。（筐体の内部ならばいいのでしょうが。）
仕方がないので、塗装をします。本格的にやる予算も、（技術も、体力も、）無いので、水性ペイントで済ませます。傷がついたら、もう一度塗ればいいわけです。
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フッ素樹脂配合水性シリコンアクリルペイント
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水性ペイントは、乾燥するまでに時間がかかります。
金属が見えなくなるまで、4回重ね塗りをしました。
左：1回目
右：４回目
ペイントを塗るのに、コテバケを使いました。広い面積を塗るときは、刷毛に比べて簡単です。
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コテバケ
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鉄板の角が鋭利なので、４辺にテープを貼ります。これで手を切ることが無くなる筈です。
ポリイミドで出来たテープを使います。
本来は、電子産業に使われるものですが、耐熱性が有り、接着力が強く、 経年変化が少ないという特徴があります。
元々は”カプトン”と呼ばれ、良い値段がしていましたが、現在は（コピー製品が）ポリイミドテープとして、安く売られています。
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100ft（100フィート） ＝30,48m（30,48メートル）ｘ２
（思いっきり余ります。）
本家”カプトン”に比べると、やや弱いような気がします。（でも、気にしない。）
これで、天板の出来上がりです。
つづく。
