パスタケースについて考察する
スパゲッティを入れる長い容器についての記事です。
こんなの↑
単なる容器ですが、障害が有ると、非常に使い辛い場合が有ります。
(私は右手に麻痺が有り、使えません。)
私は深く考えもせずに、角柱状の縦型ケースを購入しました。縦型ケースを選択した理由は 、単に安かったからです。
それを使ってみたのですが、とても使い辛いことが判りました。
スパゲッティを鍋に入れようと容器を傾けたところ、バラバラと麺が入り始め、途中で止めることができません。
スタート
止まらない~。
何とか止めるものの、既に大量の麺がお湯の中に入りました。
慌てて容器を立てると、半分出掛かった麺は鍋に入らず、床に落ちてしまったのです。
あちゃー。
鍋ではお湯が沸騰しているので、危険でもあります。
うむ、縦型ケースはダメだな。
という訳で、横型のケースを買いました。
横型ケース
岩崎工業 ネオキーパー めん・パスタケース B-1885NE ナチュラル 2L
奥行30.3cm×横11.3cm×高さ8.1cm
ブランド: 岩崎工業
¥560 (Amazon)
横型のケースならば、スパゲティを必要な量だけ取ることができます。
指で取るので、こぼしてしまう事はありません。いいかんじ。
安心の横型
しかし、パスタケースでは圧倒的に縦型がポピュラーです。
それは何故かと言うと、狭いスペースを有効に使えるからです。
B-1885NE(横型ケース)の底面積は113mm×303mm=34239平方ミリメートルです。これを縦置きにすると 113mm×81mm=9153 平方ミリメートルになります。
1/3.7に底面積が小さくなるので、狭いキッチンには有利です。
それならば、立てて置けるように、ケースを改造してしまいましょう。
◯材料
かまぼこ板
縦96.5mm×横49.7mm×厚み12.5mm
ぐち入り蒲鉾 白 塩分35%カット
120g
接着剤
ボンド GPクリヤー 20ml(ブリスターパック) #14372
¥186 (Amazon)
◯工作
かまぼこ板をパスタケースに接着します。
ここで、ポイントは「パスタケースがポリプロピレン製である」ことです。
ポリプロピレンは普通の接着剤では接着できません。
必ず、ポリプロピレン対応の接着剤を使用してください。
紙やすりでパスタケースの表面を荒らします。
半透明のケースは写りにくい!
パスタケースとかまぼこ板の両方に、ボンド GPクリヤーを塗布します。
そのまま15分ぐらい乾燥させます。
非常に見にくい!
パスタケースとかまぼこ板を貼り合わせます。
24時間放置して完全に乾いたら、出来上がりです。
◯使ってみる
立ててみます。
安定して立ちました 。
スパゲッティを入れてみます。
スパゲッティが2 L 入ります。(1.5kgのスパゲッティが余裕で入ります。)
蓋をはめたところ。
スパゲッティを入れても、フラフラせずきちんと立ちます。蓋が開いてしまう様なことも有りません。
念のため、シリカゲルを入れておきました。
◯結論
スパゲッティのケースを立てて収納できるようになりました。
めでたしめでたし
実は100均のダイソーに縦横兼用のパスタケースが有ります。
値段は110円です。
これでもいいのですが(実際に使用していないので、憶測になります。)、残念ながらダイソーが行動エリアにありません。
通販でも購入できますが、最低利用金額1650円に送料770円が必要です。
商品サイズが奥行30.6cm×横8.5cm×高さ7.6cm。
容量1.3Lなので、B-1885NE(2L)よりも小さい感じです。