左手のみ

左手のみで生活すると 自助具(ガジェット?)を作る

湿布を貼る

湿布を貼る

たまに、背中の筋肉が痛くなります。

触ってみると、 ガチガチになっています。完全に血行不良です。

お医者さんから痛み止めの湿布薬を処方してもらいますが、これが、片麻痺だと、非常に貼り難いものです。

 

ロキソプロフェン NA テープ100mg 「NP」

これを貼ってしばらくすると、痛みが無くなるので、効果は確かに有ります。

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インターネットでいろいろ検索すると、湿布貼りの補助用具に「湿布貼り ひとりでペッタンコ」というものがあります。しかし、ロキソニンテープのような薄いテープタイプの物には使用できません。

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「ビタット貼レルヤ 湿布貼りお助けシート」だとうまくいきそうですが、これは両手を使う必要があります。

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仕方がないので、自助具「ロキソプロフェン NA テープ貼り具」を作ります。

 

☆材料

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西友オリジナル

きほんのき キッチン用 スポンジ

5個入り

71円 (税込 76円)   (西友

 

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ミツヤ mitsuya

ME-302 [強力粘着マグネットシート]

厚さ1.2ミリの強力タイプの粘着剤付マグシートです

価格: ¥299(税込)(ヨドバシ)

 

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セメダイン 貼ってはがせる粘着材BBX P20ml NA-007

セメダイン(Cemedine)

価格: ¥ 434 通常配送無料   (Amazon

 

☆工作

マグネットシートの粘着剤面に、2個のスポンジを貼り付けます。

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右:マグネットシート非粘着剤面

左:マグネットシート粘着剤面

 

マグネットシートの大きさが15cmx10cm、スポンジの大きさが10cmx7cmなので、スポンジを1cm開けて貼り付けます。

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スポンジに粘着剤を塗布します。

粘着剤は1.5本使います。

最初に、0.5本を使い 全面に粘着剤を塗り広げます。塗り終わったらよく乾かします。

(最低、一晩おきます。)

よく乾くと、 少しベタベタする程度になります。

(スポンジに粘着剤が染み込んで、固まった様な状態です。)

 

そうなったら、残りの一本分をその上に広げて塗ります。粘着剤がそれ以上吸収されることはありません。

塗り終わったら、3時間ほど乾かします。

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↑こんな感じ。完全にコートされた状態。
さわってみると、ベタベタしますが指に付いたりはしません。

 

これで工作は終わりです。

 

☆使ってみる

自助具を使って、背中に湿布を貼ります。

 

はじめに、自助具に湿布を貼ります。

 

自助具を鉄で出来たテーブルの上に置きます。(または、鉄製のフライパンなど、磁性のあるもの。)

湿布を自助具の上に軽くおきます。

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向かって右側の湿布を押さえます。

中央のフィルムを剥がします。

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向かって左側の湿布を、軽く引っ張り、押さえます。

向かって左側のフィルムを剥がします。

最後に、右側のフィルムを剥がします。

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自助具を冷蔵庫の扉に貼り付けます。(磁石で)

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背中を自助具に押し付けて、湿布を貼ります。

粘着剤よりも湿布の方が粘性が高いので、湿布は自助具を離れ、背中に移動します。

 

☆結果

ちゃんと貼れました。

使い終わった自助具は、ロキソプロフェンに付いてくる、フイルムを利用して保護しておきます。

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粘着剤と湿布の強度がうまく合わないと、なかなか難しいと思います。粘着剤が弱すぎると、フィルムが剥がれません。

湿布の中には、マジックテープに吸着する物も有るようですが、ロキソプロフェンテープの場合、全く吸着しませんでした。

ホコリなどが付着して、粘着が弱くなったら、粘着剤を再度塗布すれば復活します。

 

背中の痛みは良くなったので、めでたしめでたし